「足首を捻挫?」その症状は?アウトドアでの応急処置は?
2015/08/18
どうも!!
”ひでまる”です!
アウトドアのトラブルシリーズ!!
今回は、足首の「捻挫」!!
舗装された平坦な道を、歩いているのであればまだしも
アウトドアではガタガタ道がいっぱい
足首の一定の「可動運動範囲」以上の動きが強要されると、捻挫は起こります!!
そんな、いた~い「捻挫」の症状や応急処置の仕方について、今回は書いていこうと思います
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捻挫はなぜ起こるのか?
足首の捻挫は、スポーツ中や日々の生活での、走ったり歩いたりしているとき
段差を踏み違えたり,何かにぶつかったときなどのアクシデントによって
足首を体の内側にひねって、足首の一定の稼動域を越えてそこに負荷が掛かり
関節部分が傷つけられて起こる外傷です。
足首の捻挫は、足首が体の内側に倒れて起こることがほとんどです。
ひどい場合、靭帯を引っ張られ過ぎて,靭帯の一部が切れてしまう靭帯損傷や
完全に切れてしまう靭帯断絶、靭帯に引っ張られて骨が剥がれてしまう剥離骨折などを引き起こす可能性もあります。
捻挫の症状
捻挫の程度により、痛みや腫れは強かったり、弱かったり、個人差があったりします。
主な捻挫の症状
- 痛み
- 腫れ
- 内出血による皮膚の変色
「足をひねったけど、少し痛いだけで歩ける!」
捻挫は、足首にある靭帯のケガなので軽く見ない方がいいですよ!
ひどい捻挫をした時は、激痛を伴います。
くるぶしのあたりが腫れ上がり熱をもってきます。
歩くと激痛が走り、地面に足を着けるだけでも痛みが走ります
重度の靭帯断裂の場合、足首をひねった瞬間「ぶちッ」とか「ボキッ」とか「ゴリッ」などの音がして、足首がグラグラになります。
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捻挫の応急処置
捻挫した時の応急処置の基本は
- Rest・・・安静
- I cing・・・冷却
- Compression ・・・圧迫
- Elevation・・・挙上
基本はこの4つの処置!
それぞれの頭文字を取って
「R I C E」法と呼ばれています
この処置は、手首の捻挫や突き指をしたときにも使えるので、是非覚えておいてくださいね。
しかし「アウトドア」ではこの通りに行うのは、難しいかもしれませんが、痛みと腫れを抑え、捻挫の治りを早くしてくれる方法です。
それでは「安静」「冷却」「圧迫」「挙上」それぞれを詳しく解説していきます。
安静 (Rest)
山道を歩いていたり、運動していて、足首をひねって痛みを感じたら、直ちに中止してください!
「痛いけど、まだ歩けるし、続けられるから大丈夫!」は絶対「ダメ!」
足首に体重をかけないようにしましょう。
無理をして続けると、捻挫が悪化したり腫れてきたりする恐れがあるので、足首に痛みがある時は、安静にして次の処置に移りましょう。
冷却 (I cing)
安静にした次は、「冷却」です
捻挫した場合、患部を「冷やす」事が最も大事な処置です!
足首を氷水の入ったビニール袋などをあてて冷やしましょう。又は氷水の入ったバケツに、患部を浸けて冷やすのもよいでしょう。
しかし「アウトドア」では氷水なんて気の効いた物なんて無い事がほとんどです!
そんな時は「川のみず」でも結構です
水道があれば、流水で患部を冷やすと、効果的です!
だいたい30分ぐらい冷やしてください!!
こういう事態に備え、「冷えピタ」を持っていくと何かと便利ですよ。
患部を冷やす事によって、痛みや腫れが軽減されます。
患部を冷やしたら次の処置「圧迫」に移ります。
圧迫 (Compression)
患部を冷やしたら、テーピングなどで、痛くない程度に圧迫します
捻挫した足首の腫れを抑えることと、足首を固定する効果があります。
捻挫した時のために、テーピングテープは救急セットに常備しておきましょう!
テーピングテープは、捻挫だけでなく、膝の痛みや骨折した時の副え木の固定などで色々役立つので必ず持っていくようにしましょう。
足首のテーピングの仕方
⇩
足首の圧迫と固定ができたら、「挙上」に移ります。
挙上 (Elevation)
挙上とは患部を心臓より高くすることです。
足首を心臓より高くする事によって
痛みや腫れを軽減することができます。
足首なので、横になって足を高くして寝てくださいね。
最後に
軽い捻挫であっても、1~2週間は無理をしないで下さいね。
無理をすると、靭帯が伸びたままになり、捻挫がクセになる場合もあります
軽い捻挫であっても、必ず病院で診てもらいましょう。
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